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10月31日・・・・今年こそは!ケビン君にイタズラしてやるんだから!!

   trick , treat or sweet ?


「よぅーし!!準備万端!」

「じゃあお母さん、行って来まーす!」
「あ、待って!」
勢い良く厳寒に向かって走り出した私に、お母さんがストップをかける。
「念のため、よ。持って行きなさい?」
なにやらピンクの可愛らしい袋を私に持たせたお母さんは、何処か満足げだった。
「じゃ、頑張るのよ!色んな意味で!」
「はーい、いってきまーす。」


***


「およ?あれに見えるは・・・・・おお!やっぱり!!ビリー殿ビリー殿!!!」
は何かの名前を呼びながらその人影の方へ走って行く。
「Oh. !ところで殿って何だよー?」
「いいじゃん!私は生粋の日本人よ!!」
そういう問題じゃ無いっつうの。というビリーの突っ込みは無視して、
私はビリーに言う。
「トリックオアトリート!!」
の発音は相変わらずだなー。ま、でも可愛いから許そうvvほい、Happy Halloween.」
「わーいアメ大量ゲーット!ありがとビリー!!」
やっぱりビリーはいいなー、ノリが良くて♪
でも思ったらこんなに沢山のアメ、食べきれないよビリー。
「じゃあ俺にも何かくれよ。trick or treat?」
「え、私何ももってな・・・あ!」
さっきお母さんがくれたあれ!お菓子じゃん?

ガサゴソ。ガサゲソ。グヒヒヒ(?)。

「あったーはいビリー!ハッピーハロウィーン!!」
「OH!! Thanks!!」

しばらく一緒に歩いた後、別れ道に入ったので、私はビリーと別れた。


***

「あら、!!兄さん、よ!」
「ホントだ、!」
「グリフィー兄妹!」
。僕たちは兄弟だよ。」
そんなことわかってますって。
だってテリーは女の子みたいだもん。喋り方からして。
「あだ名よ、あだ名!で、トリックオアトリート!!」
「そう来ると思ってほら。じゃーん」
「わーおかし詰め合わせー!」
テリーはクスッと笑ってそれをくれた。おいしそーvv
「ねぇ、トムは?無いの?(ニヤリ)」
トムはぎくりとした表情になり、テリーはクスクス笑ってた。

「トリックオアトリート!トム!!ハリーアップ!」
「兄さんはイタズラ決定ね。」
まさかトムが無いとは思ってなかったけど。ラッキーvv
「待った待った!もないだろ?それでおあい・・・こ・・・・・・!!」
私はテリーにクッキー、トムにはチョコを渡してあげた。

「さあ、トム・・・・覚悟は良い?・・日本の中学生甘くみんなよー!!!!」

「ぎゃぁぁああぁぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁあ!!?!」

テリーにさよならを言い、トムをたのんで私はケビン宅へと向かった。
トムの魂よ、永遠に。


***


「うぅー寒ぶい。マフラーしてくれば良かったかなぁ?」

お、やっと着きましたよ!ケビン宅。
ケビンいるかなー?
まあ居なかったら帰ってくるまでジョージさんとでも話してればいいか。


玄関の扉の前に立ち、インターホンを鳴らす。
すると、ジョージさんが出てきた。

「あ、どうも。ケビン居ますかー?」
ちゃんじゃねーか。どうした?家出か??」
あー・・・酔っぱらってるんだわきっと。
「なに言ってんですか。今日はハロウィンですよ。お菓子お菓子。」
「そうだっけか?まあ。あがれよ。」
家に通される。みんなジョージさんの何が怖いんだろう?
酔っぱらいを覗けばいい人なのになぁ。ああ、直ぐ怒るからかな?
む、それとも乱暴だから?いやもしかして・・・・・

「なにしてんだよ。ほれ、菓子。ケビンなら部屋にいるぜ。」
「あ、ああどーもー。」
投げられたお菓子をキャッチして、私はケビンの部屋へと続く階段を上る。

コンコン。

「誰だ?」
「あ、私私ー。」
「生憎私私詐欺は流行ってねぇんだよ。」
「わかってるくせにもー入るよ?」
なんだよ、割かし早く返事が返ってきたから機嫌がいいのかと思いきや。
そんなことを考えながら部屋に入る。
と、そこにはおでこにヒエピタをはって寝込んでいるケビンがいた。
「か、風邪ー!?大丈夫?」
「入ってくんなよ。移すぞ。」
あ、風邪ならお菓子が用意してあるわけないよねー無理よねー買いに行けないよねー?
これは・・・病人相手になんだけど、イタズラのチャーンス!!!

「けーびーんー?」
私がにやりと笑いながら振り返ると。目の前にお菓子がありました。
「ほれ。」
「えぇーっ!?」
「なんだよ。これが欲しかったんだろ?」
「う・・・・・・・・悔しい!!」
「ふん。ところで。」
「はひ?」
「Trick or treat ?」
「あーはいはい。・・・・・・・・・・・・・って!なななな無い!!」
お菓子の残りがない!人から貰ったのをあげるなんて出来ないし・・・もしかしてこれは!?
「なに?無いの?じゃあ、お仕置き決定だな。」
「チョッまままままっ待って!あくまでイタズラだから!!」
「わかってるよ。じゃ、頂きます。」


ちゅ。


「ふへ?」

「ごち。」


今キスしたよねこの人・・・・・・・・・・・・?


「か。」
「か?」


「返せー私のファーストキスー!!!!」

ばかばかばかばかケビンの馬鹿!

「怒られたし。お菓子くれないが悪ぃんだろ。ってか初めてだったんだ?」
「ケビンだってそうでしょ。」

聞くとケビンはいつも通りの意地悪な顔をして、言った。
「さぁな?」

「馬鹿ー!!!」
もう引きこもってやる!
そう決意した私はケビンが布団から出ているすきに、毛布をひったくって布団を占領してやった。
「あ、馬鹿!風邪移るだろ!!」
ケビンは私が被っている毛布を剥がしにかかる。
「いやー、変態ー!!襲われルー!」
「ご要望なら襲ってやるぞ。いくらでも?」
「いやーエロテニス馬鹿ー」

「ったく。悪かったって、初めてだよ、俺も。」
「ほんとに?」
「ああ。」


なんだ、びっくりしたじゃない。

「あれ、なんかぼーっとする?」
「え、おい??」


やばい倒れる!!

ふらっ



「あれ??」
衝撃の変わりに、暖かい感じ・・・?

気が付くと、そこはケビンの腕の中で。
助けられたのだとわかる。

「寝てろよ。おまえ、そんなんじゃ帰れねーだろ。」
「えっ・・・・・・・・でもケビンは?」


「・・・・・・・・・・・なvvv」

なにその意味ありげな「な」って。なんか嫌ぁな予感・・・。

***

「ってわけで親父。の家族に連絡宜しく。」
「頑張っていっぱい子ぉ作れよ。」
「任せとけ。」

「ちょっと、そこ。何いかがわしいこと話してんの。」


ったく、このエロ親子。


でも、そんな変態に不覚にもときめいてしまったのです。

時すでに遅し。
なにせこんなにも、

惹かれてしまったのだから。


。trick , treat or sweet ?」

「          」

時すでに遅し。


「でもが怒った理由、
キスした事じゃなくて初めてって事を隠したからだったんだ?もしかして嫉妬した?」

「自惚れてんなよ。」



       「Sweet one is good.」

        甘いいのが良い。


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ハロウィン夢がやっとこさでけあがりました。
自分が風邪ひいて思いついたネタです。
今回のハロウィンは絵がエドばかりなのでたまにはケビンをと。
そしてせっかくケビン企画夢をかいたのでケビラヴ同盟様と選抜祭の方に献上してみる。
迷惑も良いとこだわね。しばらくドリーム書いてなかった駄目管理人の駄文なんて。
良かったらサイトの隅にでも飾ってやって下さいませ。
他にも欲しい人がいらしたらBBSやWEB拍手などで言って頂ければ差し上げます。
というかトムは何をされたんだろうか。謎のままである。
                              2004 . 10 . 28
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
会員26 中断皇雅さまより。
わー、グリフィー兄弟登場した夢見るのは初めてだ(笑)
っていうか、最後に頂いた時より更にレベルが増してるというか、物凄いケビ夢だっ
ケビン、親父揃ってなんか変態だし(笑)んー素敵な世界に飛び込めて幸せですv
どうも有難うございましたv
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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